2014年01月31日

咬合採得とは何か、ギージーの理論

咬合採得とは何でしょうか。
上顎と下顎の咬み合わせの関係を求めることを言います。
このことを詳しく言い出したのはギージーです。
スイスのチューリッヒのギージーは、近代補綴学の開祖です。
発想の素晴らしさは、補綴の分野では群を抜いています。
1910年からギージーは下顎運動の研究を本格化させました。
上下、左右、前後という3つの方向に対しての考察です。
1930年ごろには、この研究は完成しています。
上下、左右、前後の運動を再現するために顎関節を使いました。
下顎運動と顎関節の動きの再現は不可能でした。
下顎と顎関節の動きから下顎骨と顎関節の関係を見て考察します。
posted by 阿部 和弘 at 11:13| Comment(0) | スーパーモダンデンチャー

2014年01月25日

筋形成は変形させるダメ法

筋形成するために個人トレーを作り、その個人トレーにコンパウンドやシリコンなどをトレーの辺に盛り付けます。
それを人工的に指で口唇を引っ張ったり、患者さんに口をとがらせるなどの行為をして、筋形成したと言います。
個人トレーを作ろうが、作らなかろうが、印象が採れるのは、ある瞬間の印象でしかありません。
実際の食事のときはどのような形になっているのか全く分かりません。
それを人工的な行為によって再現できると思うことは大きな間違いです。
それは、コンパウンドにしても、シリコンにしても粘膜より硬いからです。
硬い方と軟らかい方では、軟らかい方が変形してしまいます。
つまり筋形成をするということは、時間を使いながら、粘膜を変形させているに過ぎません。
正にムリ、ムダ、ムラになることになります。
posted by 阿部 和弘 at 11:01| Comment(0) | スーパーモダンデンチャー

2014年01月22日

筋形成は全く必要ないもの

個人トレーを作るために、一次印象として、既製トレーで石こう模型まで作ります。
その石こう模型で、オストロン等を用いて個人トレーを作ります。
個人トレーにモデリング等で筋形成を行うことになっています。
この一連の流れを逆転の発想から考えると、まるでムダのオンパレードです。
時間のムダ、材料のムダ、馬鹿げた行為のムダなのです。
一次印象のところで、ピタッと印象を決めることができれば、他のことは全く無駄なことをしているのに過ぎません。
誰が行っても正確な印象が採れるということこそ大切なのです。
そのためには、基準方法をシステム化していないといけません。
95%以上の確率で誰でも正確に印象が採れるには、シンプル化したシステム化されたものでなければならないのです。
posted by 阿部 和弘 at 11:48| Comment(0) | スーパーモダンデンチャー