2014年02月10日

1948年が現代歯科への幕開け

1948年とは、日本の現代歯科への幕開けといってよいでしょう。
この年は昭和23年ですから、終戦から3年目です。
アメリカで使用されている材料が新しく入ってきたという年にもなります。
アクリルレジンもそうで、人工歯もアクリルレジン、床の材料もアクリルレジンでした。
印象材もアルジネートの印象材が入ってきました。
1948年は、現在使用されている材料が一度に入ってきました。
義歯の作り方は、硫化ゴムの時のやり方と同じです。
したがって、日本で新しい材料の義歯に変わることは難しいことではありませんでした。
それどころか、重合などの時間は短くなりました。
進歩といえば進歩です。
しかし、技術面では個人の技術は向上していません。
posted by 阿部 和弘 at 17:00| Comment(0) | スーパーモダンデンチャー

2014年02月07日

硫化ゴムからアクリルレジンへ

グッドイヤーが硫化ゴムを発明し、それが使えるようになったことは、とても大きな総義歯の変化でした。
グッドイヤーは硫化ゴムで総義歯を作ることの研究を重ね、現在の総義歯の作り方と同じ方法を考案しています。
それまでは、金属床であったわけですが、グッドイヤーの方法は全く違うやり方でした。
新しい材料が発明されませんでしたから、ずっと硫化ゴムが使われていました。
義歯の作り方は今と同じです。
1942年頃アメリカでアクリルレジンが発明され、実用化されてきました。
日本で発売されたのは、戦争が終わって3年目の1948年のことです。
義歯の製作方法は硫化ゴムの時と全く同じです。
しかし、使用する材料が硫化ゴムからアクリルレジンへの変化です。
posted by 阿部 和弘 at 11:55| Comment(0) | スーパーモダンデンチャー

2014年02月05日

総義歯の歴史から学ぶ

現在の歯科の理論は、1930年ごろには全て完了しています。
真理を知るには1900年ごろから1930年ごろの研究と理論の論争から学ぶことです。
よく、歯科の参考書において、日進月歩の進歩という言葉を聞きます。
しかし、日進月歩というのは1930年ごろまでの話です。
特に技術的なことは、ここまででほとんど分かってしまっています。
多くの仮説が出てきましたが、それらは統一されてきました。
したがって、基本的な理論や原理はそこまでの考えを学ぶことが大切なのです。
総義歯などのこともそうです。
理論やテクニックは1930年には現在の術式は確立しています。
では何が変わったかといいますと、使用する材料の改良と他の分野から持ってきた材料にすぎません。
posted by 阿部 和弘 at 11:15| Comment(0) | スーパーモダンデンチャー